軽井沢 プチ贅沢な冬の旅 [日本紀行【信州・軽井沢】]
雪の降る軽井沢へ出かけて、贅沢気分な旅をしてきました。
贅沢「気分」なので、予算はいつもと変わりません。
今回は、ドーミー倶楽部という一風変わったホテルに泊まってみました。
このドーミー倶楽部は、山小屋とペンションをコラボしたようなホテルで、
ちょいと好い感じです。
今日は、鬼押しハイウェイから草津方面へ抜ける予定でしたが、
軽井沢は、あいにくの雪。
浅間山は厚い雪雲に覆われていて、
鬼押し周辺は視界が利かない状況のようです。
で、あっさり予定を変更して、ピッキオへ来ちゃいました。
軽井沢野鳥の森にあるピッキオには、
部屋の中からバードウォッチングできる施設があります。
だから、吹雪でも全然へっちゃら。
厳しい冬を生き抜く鳥さんをぬくぬくと観察できちゃいます。
ほらね、アカゲラが来た。
他にもヤマガラやカワラヒワなど、色んな鳥が観察できました。
雪が止んできたので、スワンレイクこと雲場(くもば)池へ向かいました。
もうすぐ雲場池です。
雲場池の周辺は、何となく高貴な感じで好いですね。
最も軽井沢らしい所かもしれません。
まあ、あか抜けた池だこと。
スワンレイクとか言うワリには、カモしか居ないけど。
せっか来たので、雪道を歩いて池を一周してみます。
ここは、カモ類は多いですね。
写真は、どっかのオジサンからご飯をもらうカモさん。
『カモは元気だわー。』
「着いたよ、ドーミー倶楽部。」
『ほう、これが庶民の寛ぎ&お金持ちディナーのお勧めホテル?』
「そう!」
部屋に案内されると、そこにはコタツが ・・・
さむーい冬は、コタツが恋しいですね。
お風呂は部屋ごとに貸し切りで、ゆっくり寛いで入れました。
家族4人で入れそうな大きさで、しっかりした造りの木のお風呂です。
ディナーは、フレンチのコースです。
甘くてさっぱりした食前酒には、生のベリーが2つ入ってます。
冷製オードブル盛り合わせ。
生ハム、クリームチーズ、桜肉、スモーク帆立 ・・・ と、あと何だったかな。
焼きあがったばかりの暖かいパン。
パンは、おかわり自由です。
ドイツの甘い白ワインを注文しました。
『メインが肉料理なのに白か?』
「白の方が好きだから。」
温製オードブル盛り合わせ。
信州サーモン味噌焼き、エビのフリッター、カモのスモーク ・・・
「本日のスープ」は、ピリ辛で濃厚なスープでした。
牛ロースのグリエ(とサラダ)。
写真では小さめに見えますが、けっこうボリュームあります。
サフランライスの炭焼きリゾット・エスニック風。
軽井沢ミカドコーヒー。
ミカドコーヒーの喫茶店は、鎌倉の小町通りにもありますね。
ようやくデザートです。
今日は、随分いろいろ食べたような。
翌朝、チェックアウトを済ませて外にでたら、車が霜だらけ。
気温が低いせいか結晶が大きくて綺麗です。
この霜は、従業員さんが解氷スプレーで溶かしてくれました。
そして、従業員さんは、車が見えなくなるまで見送ってくれました。
昨日に引き続き、またピッキオへきちゃいました。
今日は、飛来してくる鳥は多いのですが、大物客が来ませんでした。
「・・・ で、なに? これ。」
『シジュウカラのオシリ。』
軽井沢の旅も、そろそろ終わりです。
帰るとき、車から見える浅間山がなごり惜しい。
【2010年1月3日~4日】
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