北鎌倉 紅梅と蝋梅の時節 [日本紀行【湘南・鎌倉】]
今年は、大寒(1月20日)が春一番のように暖かい日でしたね。
そして、その大寒を境に暖かい日が多くなったような気がします。
今年は、梅の開花が早いかもしれません。
今日は、紅梅、蝋梅、そして早咲きの白梅を見に北鎌倉へ出かけました。
訪問したお寺は、駅周辺の東慶寺、浄智寺、明月院、円覚寺です。
東慶寺正門前の紅梅。
ここの紅梅は早咲きなので、もう少しで満開になると思います。
では、今日の梅見は、北鎌倉駅の表口から近い東慶寺からはじめます。
東慶寺の正門で、拝観料100円を払って中へ入ります。
正門を入って、一番向こうに見える紅白の梅が綺麗です。
梵鐘(ぼんしょう)近くの白梅。
まだ咲き始めていない梅も多いので、白梅の見頃はまだ先だと思います。
浄智寺の外門。
この門をくぐって歩いてゆくと、浄智寺の入口があります。
拝観料は200円、先ほどより少し高め。
昔は何処の家にもあった手動式の井戸がありました。
浄智寺では、今でもこの井戸水を使ってお墓参りが出来るのですね。
蝋梅は何本かあり、どの木も見頃になってます。
この蝋細工のような花は、とても好い匂いがします。
蝋梅には梅という字は付いていますが、梅とは違う種類らしいです。
浄智寺の白梅は、まだ殆ど咲いていませんでした。
一分咲き未満ってところです。
お昼は、「鎌倉五山」というお店の建長(けんちん)うどんセット。
ここの建長汁は、野菜だけで出来ています(元々は精進料理ですから)
炊き込みご飯も、建長汁も薄味なので、
濃い味が好きな人には向かないかもしれません。
でも、健康には良いと思います。
明月院の参道。
向こうに見えるのは山門、本堂は山門の向こうにあります。
参道の両脇には、冬芽をつけた紫陽花の茎がびっしり並んでいます。
紫陽花の季節に来たら綺麗でしょうね。
ちなみに明月院の拝観料は300円です。
お寺を訪問するたびに高くなってゆきますね。
これは見事な蝋梅です。
明月院では、蝋梅をよく見かけます。
白梅は、まだ殆どつぼみです。
境内では、ヤマガラ(写真)やシジュウカラが多く見られます。
明月院の入口には「青地蔵」というお地蔵様がおられます。
お風邪に負けないように祈念じておられるそうです。
持って帰りたいくらい可愛いお地蔵様です。
今日の最後は円覚寺です。
北鎌倉駅の裏口から一番近いお寺ですね。
拝観料は300円で、明月院と同じです。
境内の梅は殆ど咲いていませんでしたが、この一本だけ見頃を迎えています。
早咲きの玉牡丹でしょうか。
境内にある妙香池。
池を見渡している時に、狩りをしているカワセミを見つけました。
綺麗なオスのカワセミです。
このカワセミは、妙香池一帯を縄張りにしているようです。
今日は梅見だけじゃなくて、野鳥観察も充実していました。
やっぱり、鎌倉は好いですよね。
【2010年1月30日】
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